【20代、30代向け貯金講座】詳細編⓪ 貯金目標の立て方と必要額の計算方法

なぜ今、貯金の「目的」と「金額」を明確にすべきなのか?

皆さん、こんにちは!クワガタです。今回は、「貯金の目的を明確にする」ということ重要性について書いていきます。

「なんとなく貯金しなきゃ…」と思っているだけでは、なかなか続きません。大切なのは、「何のために、いつまでに、いくら貯めるのか」をハッキリさせることです。

この記事を読むことで、あなたの未来に必要な貯金額が具体的に見えてきて、貯金へのモチベーションがぐっと高まるはずです。
貯金の目的があなたを成功に導く理由

  • 目的があるからこそ、貯金が「我慢」ではなく「目標達成のための行動」に変わる。
  • 具体的な目標があると、日々の支出を抑えることにも前向きに取り組めます。
  • 少し貯金が増えてきたときに、つい使ってしまう衝動を抑止するストッパーになります。

30代が考えたい!人生の主なライフイベントと目安費用

ターゲットである30代が、今後直面する可能性の高いライフイベントと、それにかかる一般的な費用の目安をいくつか紹介します。

  • 結婚費用: 平均は415万程度。

人数や都内か地方かなどにもよりますが平均としてこの程度。

ご祝儀で人数分×3万円を引いた額が自己負担となります。80名程度呼んだとして、275万円が実際に負担する額となります。

カード支払いには上限額決まってますので、いくつかクレジットカードを持っておけば支払いの際には差し引いた自己負担額があれば大丈夫です。

  • 出産費用: 出産費用は40〜50万円程度。

出産育児一時金などの制度にもあるため自己負担額は10万円程度。出産までには、毎月妊婦検診があったり、安産祈願など少しづつ細かな費用もかかる。2026年を目処に厚生労働省が出産費用を無料にするとの話も出ているが、決定するまではなんとも言えない。

  • 住宅購入: 5000万〜8000万?

住む場所によるところが大きく、都内であれば上記の額よりも高くなる可能性は十分にあります。また、マンションか戸建てかによっても変わってきますので一度住みたい地域の物件を調べてみてください。費用自体はフルローンでも良いと思いますが、頭金や手付金など、初期費用分としてローンの10%は持っていたいところ。

  • 車の購入・維持費: 150〜400万など様々。

車体価格だけでなく税金や保険などの費用が上乗せされ、いわゆる乗り回し価格となる。さらに、駐車場代も購入時に必須。毎月の維持費も考慮する必要がある。こちらもフルローンにしても10%程度は欲しいところ。

  • 子供の教育費: 1000万〜2600万円

幼稚園から大学まで、公立か私立かによって大きく異なる。すぐには必要とはならないので常に先を見ながら貯蓄していけばよいかと

  • 老後資金: 老後2000万問題

漠然としがちですが、ゆとりのある老後に必要な資金目安としては夫婦でも独身でもいいですが、生活費として毎月いくら必要になってくるのかってところですね。将来、物価も上がることを考えるともっと必要になってきそうですね。

これらの費用はあくまで目安であり、個々の状況によって大きく異なります。特に老後の費用や子供の養育費といった長期的な部分に関しては、頭の片隅に置いておく程度ですぐには考えなくてよいかと思います。

具体的な貯金目標の立て方 3ステップ

ステップ1:あなたの「やりたいこと・必要なこと」をリストアップしよう!

短期(~3年)、中期(3年~10年)、長期(10年以上)の期間で、今後お金が必要になりそうなライフイベントや、購入したいもの、やりたいこと(旅行など)を書き出してみましょう。

例:3年後に海外旅行(70万円)、5年後に車の頭金(100万円)、10年後にマイホーム購入(頭金500万円)、子供の教育費、老後資金…

ステップ2:それぞれの目標に必要な「金額」をリサーチしよう!

インターネット検索(「結婚費用 平均」「住宅購入 頭金 相場」など)、関連書籍、知人の体験談などを参考に、リストアップした目標に必要なおおよその金額を調べます。

完璧な金額でなくてOK!まずはざっくりとした目安で大丈夫です。

ステップ3:いつまでに必要?「期日」を設定しよう!

それぞれの目標について、「いつまでにその金額が必要か」という期日を決めます。
期日があることで、より具体的な計画を立てやすくなります。
必要額の「逆算」計算方法!毎月いくら貯めればいい?

目標金額と期日が決まれば、毎月(または毎年)いくら貯めればいいのかを計算できます。

計算式:
[目標金額] ÷ [目標までの期間(月数または年数)] = [毎月(毎年)貯めるべき金額]

例: 5年後に100万円貯めたい場合
100万円 ÷ 60ヶ月 = 約16,667円/月

複数の目標がある場合は、それぞれの目標に対してこの計算を行い、毎月(毎年)の合計貯金額を把握します。

目標は一度立てたら終わりじゃない!定期的な見直しも大切!

人生の状況は常に変化します。一度立てた目標も、収入や支出が変わったり、新たなライフイベントが発生したりすれば、見直しが必要になります。

  • 年に一度など、定期的に目標や貯金の進捗状況を確認する習慣をつけましょう。

まとめ:明確な目標が、あなたの貯金を成功に導く鍵!

この記事では、貯金成功のための最初のステップとして、目的設定とそのために必要なお金の計算方法についてお話ししました。

漠然とした不安を、具体的な目標と計画に変えることが、貯金への第一歩です。

目標金額が大きくて 憂鬱に感じるかもしれませんが、大丈夫です。一歩ずつ、着実に進んでいきましょう!

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